ブログ

反応大きく!

2013年07月28日 17:58

このブログには、Twitterに書けないことを書きます。

Twitterに書きにくい裏話だったり、140文字以内に収め切れなかった話題なんかですね。

そうやって、少しブログとTwitterの棲み分けをしていこうと思っています。

 

以前、文豪の血液型をTwitterに書きました。

あの記事を書いてから三ヶ月経ったのですが、今でもツイートをする方が多く、驚いています。

インターネットや文献などに、何型と断定できる形で載っているものを基準として載せています。

なので、A型説とO型説があり、どちらかわかりかねる川端康成は載せていません。

何型と断定していないけれど有力な説があるのが、萩原朔太郎のB型、佐藤春夫のO型ですね。

ただ、朔太郎はA型説もあったこと、春夫は?型となっていたこともあって、載せませんでした。

(このふたりは特に、表記のぶれや、誤字脱字が多いので、A型ではないような気がするけどね~)←お前が言うな! 因みにその「お前」はA型です。

まだまだ探せばありそうなので、調べてみます。

他にも何か面白そうなものがあれば、書くつもりです。

キミに決めたっ!

2013年07月28日 14:38

Webnodeという、サイト作成ツールの存在を知って、三日が経ちました。

でも、Webnodeでよさそうな気がします。jimdoよりもずっとデザインが豊富だし。

更新するのも簡単です。何より、日本語に対応しているし!

ただ、まだまだマイナーゆえに、咄嗟のときにグーグル検索をしても、最小限のことしか載っていなくて、わからないことだらけです。

なので、お見苦しくて本当にすみません。

あと、メニューバーに、子ページが表記されるのは嬉しいんだけど、孫ページもひ孫ページも同列で表記されるのが鬱陶しいわ。

動作も、他のツールに比べて遅いし。でも、慣れたらこれらの問題も解消されるんだろうな。

とにかくやってみようと思います!

さて、もう少し中身を増やすかね。

統合させます

2013年07月27日 14:49

芥川龍之介関連のサイト『龍之介曼陀羅』を作っていましたが、一部統合させようと思います。

何故なら、こっちに纏めても問題がなさそうだからです。

少しずつではありますが、こちらに移していきます。

これまた大変な作業になりそうだ。

 

それにしても暑いね。フラフラになりそう。

連日何処かに食べに行っているので、今日は昼食抜きで頑張る。

まだ二割くらい!?

2013年07月27日 09:02

サイト、作り直しました。これで三代目です。

一代目は不具合で閉鎖しました。

二代目はブログをホームページ化していたのですが、やっぱり大元がブログだからか、出来ることが限られていて、思っていたようなサイトが出来ませんでした。

『WEBNODE』というツールを知って一日、これまでは名前も知らなかったのだけれど、いざ作り出したら思っていたよりもスムーズに作れていると思います。

でも、まだ完成度は二割くらいだと思っています。何故なら、中身がないから。

少なくとも今年書いたものを色々とUPせねばなりません。なんかそう考えると、寝たり、テレビ観たり、お菓子食べてる時間がもったいないような気がします。

このツールだって実際はどうなのかわかりませんが、三代目のサイトは計画倒れしないように随時更新していきたいと思っています。

これからよろしくお願いします。

 

いじってみた

2013年07月08日 00:00
 
用事はないけれども、マルシヨクに行かうと思ふ。
用事もなく行くのだからバスは一番の普通便でなければならない。私は特別快速に乗つてゐる人の顔付きが嫌いだ。
著いたらメヱルする。何か用事があればメヱルして欲しい。
 
母から来たメールを、内田百閒風にしてみた。
 
※マルシヨク・・・地元にあるスーパー『マルショク』のこと。

歌番組がつまらない

2013年07月06日 00:00
最近、歌番組多いなぁ~。
うちの母がテレビ大好き人間で、よく音楽番組を見ている。
本当は古き良き時代の曲が好きなのだが、最近のアーティストのものも観ている。
あたしは正直、これらが退屈でならないのだが、作業していたり、読書をしているときでもお構いなく、
「本読んだり、パソコンをするのもいいけど、たまにはテレビも観なさい。面白いよ~!」
と言われ、半強制的に見せられるのである。これが食事中なら尚更だ。
自分がお笑いが好きで、色んな番組を観ていた、録画していた頃は、
「そんなにテレビばかり観て、何になるの?」
と常々苦言を呈していたくせに。
まあ、ひとりで住んでいる訳ではないので、妥協しなければならない部分だってある。
それに、自分がチャンネル権を持ったところで観る番組など無い。
だから、しようがないのだが。
それにしても、ここ数日、長丁場の音楽番組の多さに閉口している。
この前も12時間ずっと音楽番組だけをやっている番組があったし、昨日はMステのスペシャル、そして今日も10時間の番組だ。
 
結局はAKB48と嵐がメインで、他もほぼ相場は決まっている。
これらのメンツが集まった状態に、百恵さん・ピンクレディー・聖子ちゃんなどと言った、古き良き時代の歌手の映像をただひたすら流す。
そして、現在のアーティストが、合間合間に持ち歌を歌うだけ。こんな退屈な歌番組が最近は多い。
いや、これが五年前ならそれほど腹も立たない。あの頃は、いい曲がいっぱいあった。
これで退屈と言うのなら、GLAYが売れていた時代も、小室ファミリーがミリオンセールスを連発していた時代も、百恵さんの現役時代も、美空ひばりさんがご存命だった時代も、すべてが「退屈」になってしまう。だが、それらであれば寧ろ観たいと思える。今の音楽番組とは何処か違う。
何故なのだろうか。正直を言うと、売れない曲のゴリ押しだからである。
今の中学生や高校生は、あのての音楽番組に出ているようなアーティストの曲ではなく、ヴォーカロイドを聴いている。
何故なら、生身の人間の曲がつまらなくなったから。ニコニコ動画やYouTubeなどで気軽に聴けるというのもあるが、今のアーティストに物足りなさを感じているから、という意見の方が大きいのではないだろうか。
 
1990年代の曲を聴くと、改めて当時の曲の良さに気付く。
TRFやSPEEDの楽曲・ダンスは今見てもかっこいい! あれを素人がやるのはかなり難しい。(TRFのエクササイズ経験済み)
PUFFYが流行ったのは、TRFやSPEEDとは正反対で、ゆるさが受け入れられた。それにあのふたりはぶりっ子していなかった。
SMAPも今を否定する訳ではないけど、当時は今以上にメンバーの個性が生きていた。
B'zやミスチルや桑田さん(サザン)や福山さんも、もっと楽曲に力があった。
 
今は、アイドルはぶりっ子ばかりで、どれも安っぽく見える。握手会をすれば、複数商法をすれば、ジャケットやPVに旬のモデルを起用したら、バカ騒ぎをしたら、それが売れる時代になった。本当に悲しいものだ。増してや、若手のアイドルやアーティストは、売れている人をインスパイアしたり、同じ事務所の後輩だからと売り出す。だから、結果として似たようなアーティストばかりになる。
ヴィジュアル系は一時期からグロテスクでネガティブなバンドばかりになったし、それ以外のバンドは、顔もファッションもその辺にいそうな兄ちゃんたちの集まり。大して歌や演奏が上手い訳でもない。歌詞は正直を言うと、自分にでも書けそうな陳腐なものばかり。曲も単調だ。
そして、SMAP・B'z・ミスチル・サザン・福山さんといった、20年以上前から活躍しているようなアーティストが、未だに人気がある。
デビュー15年目、今年までに全員が30代になる嵐ではフレッシュさに欠ける。メンバーが流動する一過性のアイドルたちも次世代のトップは望めない。
それらの大御所を落とせるくらいの若手がそろそろ出てくればいいのだが、残念ながら、このままでは出てきそうにないのが現実である。
 

聴き始めて15年

2013年07月05日 00:00
GLAYの曲を聴き始めてから、15年以上が経った。
人生の半分以上、GLAYと一緒に歩んできたといっても過言ではない。
1997年の年末、『口唇』を歌うTERUさんに一目惚れした。
最初は、GLAYよりもKinKiの光一くんが好きだったことと、ヴィジュアル系バンドに対して両親が偏見を持っていたこと、そして単純にお金がなかったこともあり、CDを買わなかった。
『SOUL LOVE』のプロモーションビデオを見たとき、本当にGLAYを好きになった。
今のアーティストのように、旬のモデルや芸人に頼っている訳でも、映画のような豪華さでもなく、芥川龍之介風に言えば、「話らしい話の無い」ものである。
だが、メンバーの明るく、楽しそうにしているPVがあまりにも印象的だった。それ以来、GLAYばかりを聴くようになった。
その三ヵ月後に出たアルバム『pure soul』は、はじめて買ったCDだ。
それ以来今に至るまで、新曲は出るたびに買っている。
この15年間、GLAYにまつわる思い出が、いいことも悪いことも含めて沢山残っている。
 
TERU派かJIRO派かで同級生と揉めたこと、
友達にCDを借りたら何故かモー娘。のCDが入っていたこと、
ライヴに行き損ねたこと、
高校一年のときにクラスメイト全員からいじめに遭ったとき、下敷きの顔に傷を入れられていたこと、
その頃、精神的に不安定になり、夜中にポスターを破り捨てたこと、
同人グッズを作ってコミケで売ったこと、
仕事で落ち込んでいるときに泣きながら聴いていたこと、
雑誌やファンクラブの会報を見てお腹が痛くなるほど笑ったこと、
生活難になったとき、CDやライヴのパンフレットを売ったこと、
弟にCDを貸したら、歌詞カードをなくされたこと、
芥川龍之介をGLAY風に描いてみたこと、
TERUさん以外の3人で『ぐれふゅーむ』を描いてみたこと……。
挙げればキリガナイ、キリガナイ、キリガナイ~……。
そして、何度もライブに行った。
部活での最後の試合、高校受験、大学受験、それらの大切なときには必ずGLAYの曲を聴いて、励まされた。
 
その間に、色んなアーティストに浮気した。だが、結局いつもGLAYに戻っていた。
やっぱり、自分が一番好きなアーティストは、あの頃も今も変わらずGLAYなんだと思う。
正直を言うと、あの頃の栄光は、今のGLAYにはない。
『REVIEW』が500万枚売れても、最近の新曲はその100分の1売れるのがやっとだし、ここ数年はシングルで1位を取ることがなくなった。
そして何よりも、フロントマンの肥大化が残念である。
あの頃と比較したら、悲しくなるようなことばかりだ。
だが、今は今でいいと思う。何故なら、これまで所属していた大手事務所と戦って、強くなったから。
GLAYが独立したときに、「GLAYは育ての親を裏切った」などと週刊誌に書かれたこともあったが、不条理な条件で働かされて、印税も入ってこなくて、そこにそのまま丸め込まれている方がどうかと思う。
大正時代の作家・芥川龍之介のように、プロモーション活動は充分にしているが、本当に自分がやりたいものと、会社が売り出そうとしているものと、世間が求めているものとが乖離してしまい、身を滅ぼしては元も子もない。(もっとも、龍之介が自らの身を滅ぼしたのは、それだけの理由ではないと思うが)
GLAYは龍之介のようにはならなかった。元の事務所に対して訴訟を起こしても、色んな意味で露出は減っても、自分たちのやりたい音楽を追求している。
だから、根強いファンは今でも離れない。根底にあるものも逸れていない。いつだって、相手を思いやる優しさがある。
最近は佐久間プロデュースからも離れ、自分たちのやりたい音楽の幅が広がった。HISASHIさんやJIROさんが作曲をした楽曲も増えてきた。だが、これでいいと思っている。
メンバーが楽しく音楽活動を続けていくのが一番いい。
 
 
【追記】
インターネットのニュースに「今のGLAYにはお金がない。ライヴは自腹を切ることも少なくない」などと書かれてしまったことがあるが、あれは絶対に有り得ない。
『メモリーグラス』の堀江淳さんは、ヒットから30年以上が経ち、歌手活動を引退している。それでも未だに、印税やカラオケで歌われた分の収入が沢山入ってくる、生活には困らないと言っていた程だ。
GLAYは今でも現役で活動していて、ライヴも精力的にやっている。新曲を出せば大抵3位以内には入る。カラオケで歌われることも多い。
そんなGLAYが、ジリ貧になる訳なんかないっつーの!
それに、お金がない人が6億円の豪邸を奥さんにプレゼントするものか! 毎年行っている、夕張市や震災の被害が大きかった地域への寄金だってしないはず。
 

中部地方ってどっち?

2013年06月23日 00:00
話は逸れるが、中部地方って東日本? 西日本?
単純に地方を4つずつに分けた場合、
東日本→北海道・東北地方・関東地方・中部地方
西日本→関西地方・中国地方・四国・九州
となるので、東日本である。
だが、富山県・石川県・福井県・岐阜県・静岡県・愛知県は、西日本に分類されることも多いし。
スポーツの全国大会やテレビのバラエティ番組なんかを見ても、これらの県の出身者は、西日本ブロックで出ていることもあれば、東日本ブロックで出ていることもある。便宜上の理由かも知れないが、どちらかはっきりさせろ。
そもそも、山梨県は関東地方になることもあれば、中部地方になることもある。
三重県は中部地方になることもあれば、関西地方になることもある。
沖縄県は九州に入るときもあれば、独立した存在になるときもある。
それなのに、地理の授業では、「中部地方は東日本です」だの「○○県は××地方です」だの平然と教える。
こんな曖昧な地理の授業で大丈夫か? 日本は。
 
県の数の問題かな? と思ったが、単純に上記の東日本・西日本で分けた場合、23:24で丁度釣り合う。
逆に上記の6件を西日本にした場合、18:29で圧倒的に西日本の方が多くなるんだけどな。
いずれにせよ、はっきりさせて欲しい。
 

May

2013年06月20日 00:00
B'zの『May』は龍之介ソングだと思う。
何かで流れているのを見て、歌詞を見て、改めてそう思った。
 
一時期、B'zのCDを集めていた。シングルは残念ながら『ultra soul』以外全部売ってしまったが、アルバムであれば、持っているはずである。
そう思い、『May』が入っているアルバムを探したが、何処を探しても見つからない。
MDに落としたと思い、MDも探したが、無かった。
どうしても聴きたかったんだけどな。
25周年のベスト盤を、『May』目当てに手に入れようかとも思ったが、『May』だけのために買いたくない。
それに、2008年までの曲であれば、殆どがこれまでのベスト盤に入っているので、いちいち買う必要もないし。
新曲が何曲か追加されるらしいけど、別に新曲などいらない。近年の曲は、何か軽い感じがしてあまり好きではないし。
借りるといつ入ってくるかわからないし。
ブックオフに行って、中古のものを激安で買おうと思ったが、B'zのアルバム自体がひとつもなくなっていたし。
この前、ブックオフで250円で売られていたのを買えばよかったなぁ……。
ただでさえ、ベスト盤が出るたび注目度が上がるユニットなんだし。
はあ、どうすっぺかね……。
 
【追記】
その後、家族全員に確認したのち、「マイカが金欠のときに売った」との結論に至った。
そりゃ、何処にもない訳だ。
後日、別の場所のブックオフで、500円で売られていたのを、改めて購入した。
今度こそは売りません!

フラッシュバック

2013年06月19日 00:00
朝から運送会社の人が来た。
制服を見ただけで、頭が痛くなった。
吐き気がした。倒れそうだった。
荷物は母に対してだった。
受け取らない訳にはいかないから、
「あきつマイカ」と汚い字でサインをし、
しかたなく荷物を受け取った。
それからずっと気分が悪くて、半日ぐらい倒れていた。
 
あの会社の名前を聞くと、マークを見ると、
トラックを見ると、制服を見ると、
あの日のことがフラッシュバックしてくる。
一年前まで働いた、あの運送会社でのことが
まるであの場所に戻されたように思えて、
時にはめまいを起こしたり、時には吐き気を起こしたり、
時には腹痛を起こしたり、とにかく悪寒を感じるのである。
 
自分も時給で働いていた。
安い時給で働いていた。
みんなも時給で働いていた。
自分と変わらない時給で働いていた。
だけれど、みんなは、
子どもの用事があるから、夕飯の用意をしなきゃならないから、
友達と女子会に行くから、EXILEのコンサートに行くから、観たいテレビがあるから、
そんな理由をつけては、定時に帰っていった。
その分、あたしは働かされた。
あたしだって、書きたいことは沢山ある。
やりたいことだって沢山ある。
そればかりではない。
転職したくても、他のアルバイトをしたくても、
祖父の危篤状態でも、そして自分自身39度の熱が出ても、
すべてを潰され、働かされた。
その分、給料はすべて彼らに搾り取られた。
いつしか、朝も夜もわからなくなっていた。
電話はガンガン鳴り響き、来客は大きな荷物を沢山持ってくる。
その途中でもドライバーは容赦せず、
「こっちだって客を待たせてるんだぞ!」と叫んでいる。
すべてを一度にやっていて、頭の中はパニック状態。
それでもやらなければならないから、
心で泣きながら、必死で働いた。
やっと休める日が来ても、
ひっきりなしに電話が掛かってくる。
ほんの些細なことでも鳴り響き、
心の休息はなくなっていた。
いつしか、電話の鳴る音に怯えるようになった。
いつしか、トラックの停まる音に怯えるようになった。
次第に心は折れていった。
毎日浴びるように酒を飲み、
起きたと思えば一日が始まる。
今日も一日頑張ろうと、身体を動かそうとするのだけど、
身体のあちらこちらが痛み、会社で倒れた。
それでも、「何故サボってるんだ!」
と、方々から叫ぶ声が聞こえてくる。
「ごめんなさい」と頭を下げ、笑顔を作る。
あいつが俺たちの金を取った、
あいつが荷物を壊した、
あることないことを自分のせいにするドライバーたち。
それをかばおうとする他の事務員たち。
 
もうすべてが限界だった。
ここから抜け出したかった。
あるとき、やめたい気持ちを上長に打ち明けた。
だけれど、やめさせてくれなかった。
「お前を他の会社に就職できないようにしてやる」
「お前の家族が他の場所に住めないようにしてやる」
そんな脅し文句まで入った。
その次の日のことだった。
会社に行こうとすると、身体が勝手に動かないのである。
太い鉄線で、身体をベッドにくっつけられたときのように、
ベッドから出ようとしても出られなかった。
会社に連絡を入れ、通えない旨を伝える。
それでも会社に来いと怒鳴る上長。
もう通えなかった。
これまでのことがすべてフラッシュバックしてきては、
心を、身体を、突き刺してくる。
何もかもが苦しかった。
 
起きられなくて、110番の通報をかけた。
病院の人に話をしたら、別の小さな病院を紹介してくれて、
そこでお薬を出してもらうとともに、診断書を書いてくれた。
あたしはそのとき、やっと病気だったんだって気付いた。
そこでようやくやめさせてもらえたが、
一ヶ月くらいずっと、あの運送会社のトラックが停まっていて、
「連れ戻しに来たよ」としつこく言い寄ってきた。
あの日のことが、またフラッシュバックしてくる。
更に、連れ戻されそうになる。夢にまで出てくる。
夢の中まであの会社に追いかけられる。
外に出ると、密告される。今度は殺される。
アンネ・フランクのような生活が、一ヶ月間続いた。
 
あれから一年が経つ。
そのときの病気はほぼ治り、今はパートで事務をしている。
だけれども、あの会社に対する感情は、
今でも変わっていない。
あの会社の名前を聞くと、マークを見ると、
トラックを見ると、制服を見ると、
あの日のことがフラッシュバックしてくる。
そして、連れ戻されそうになる。
一年前まで働いた、あの運送会社でのことが
まるであの場所に戻されたように思えて、
時にはめまいを起こしたり、時には吐き気を起こしたり、
時には腹痛を起こしたり、とにかく悪寒を感じるのである。
 
<< 1 | 2 | 3 | 4 | 5 >>