平成の世に蘇りし芥川龍之介
芥川龍之介が現代にいたら、どんな感じなのだろうか。
←すみません。芥川龍之介紹介ページの画像の衣装だけを少し変えました。
外見→1927年撮影の龍之介の髪や顔をそのまま活かしました。
あきつが考えた文豪の設定の中では、一番肖像画に忠実です。そもそも、あの龍之介の肖像画から、あらゆる世界観を想像したんだしね。
髪型に無頓着だったので、現代にいても、髪を染めたり、オシャレな髪型にしたりしません。 むしろ、髪を染めることに対して、偏見を持っていそうです。
服装→私服は黒系統が多い。明るい色や、派手な柄物を好まない。
「テーラードジャケット+細身のジーンズ」が基本スタイル。
(下着・靴下はこの限りでない。これらは無印かユニクロで可)
もう少し具体的に書くと、
●全体的に細身のシルエット。ルーズな格好を嫌う。
●とは言えども、あまりきっちりしない。トップスはその都度変わるが、ボトムスは一年の殆どがジーンズ。
●店員に話しかけられるのが嫌いなのと、忙しくてあまり外に出られないので、衣類を買うのはもっぱらインターネット通販。
●部屋着のままでは外に出られないが、外出着のままで家の中は過ごせる。外出着と部屋着を分ける習慣がない。
●部屋着は、黒地に『龍』の文字が入ったTシャツであることが多い。
●寝るときは、部屋着と同じTシャツとハーフパンツ。或いは外に出たときと同じ格好。
●ジャージやスウェットで外を出歩くことは皆無。
●胸元には、クロムハーツのネックレスを着けている。
●バーバリーの腕時計を着けている。携帯を時計の代わりにするようなことはしない。
●因みに、下着はボクサー派。白ブリーフは絶対に穿かない!
これは、龍之介が黒い着物を好んで着ていたという史実にも少し基づきました。
人に会うときは衣装にこだわっていた、谷崎潤一郎の派手なネクタイに引いたなどの史実からも、 まったくファッションに無頓着という訳ではないと思います。
ただ、残念ながら、ファッションセンスはなく、 典型的な「黒=ファッションセンスがない人が逃げる色」のパターンです。
シンプルなものを好み、柄物や派手な色はまったくと言っていいほど着ません。
たまに他の色を着たとしても、紺・青・カーキなど、暗めの色ばかりです。
かと言って、全身高級ブランドのスーツばかりで纏めるほどのセレブでもなく、 ユニクロやしまむらなど安物の服を着ることもなさそうです。
具体的なブランド名は挙げられませんが(35歳男性が着てかっこいいブランドがわからん)、 トップスであればインナーで5,000円~1万円程度、 アウターのシャツならば約1万円、ジャケットであれば、2~3万円程度、 コートであれば約5万円、ボトムスであれば、2~3万円程度ではないかと思います。
(部屋着のTシャツは1枚1,000円、下着は一枚500円とかでしょうけどw)
あまり所持数は多くなくて、気に入ったものを何日も着続けていそうです。
龍之介はあまりアクセサリーを好まなさそうですが、クロムハーツのネックレスだけは 好きで着けていそうです。てか、絶対に似合うと思う!
ついでに、パンツについても書いておきます。
実際の龍之介は褌ではなく、猿股(今で言うボクサーパンツのようなもの)を着けていたし、 マセガキだったので、早いうちからトランクスかボクサーに変えていそうだし、 「ブリーフは田舎者が穿く下着」などと言って軽蔑しそうなので、白ブリーフは絶対にないです!
と言うよりも、大きなアレが入りきれなさそう。
トランクスでもいいと思ったけど、痔持ちだしな。
色や形がシンプルで、アレの収まりもよく、龍之介のような痩せ型こそセクシーに見える、 ボクサー派だと思います。
身長・体重→180センチ、54キロ
当時の龍之介が「長身痩躯」と呼ばれていて、 今いたら180センチくらいはあったのではないかと言われているので、それを生かしました。54キロは、実際の龍之介のBMIをスライドしたものです。
声→慢性鼻炎気味の低音ボイス
肉声が残っていないのが残念ですが、宇野浩二によると「鼻に掛かった低い声」だそうです。
見た感じ歌が上手そうなので、カラオケでGLAYやB'z歌ったら……なんて思いましたが、実際は、「超ド音痴」だったそうです。
視力→いいとは言い難いが、 眼鏡やコンタクトレンズがなくても生活に支障が出ない程度。
眼鏡をかけないで毎日本を沢山読んでいたのだから、いい方なのかも知れないですね。
一人称→普段は『僕』、たまに『俺』
一人称が『僕』なのは史実を活かしました。『私』『おれ(己)』と書いているものもありますが、 個人的には『僕』が一番龍之介らしいような気がします。でも、普通の男性は『俺』と呼ぶし、 気の知れた仲間の前では『俺』も使っていたのだと思います。
好きな食べ物→鰤の照り焼き、汁粉、チョコレート(甘党)
嫌いな食べ物→蚕豆、蜜柑(酸味の強いもの)、貝類、生もの(肉や魚は何かしらの調理をしていないとダメ)、 、とろろ、納豆
これは史実に、少し加えました。
ポテトチップスなどのスナック菓子は食べないと思いますが、 チョコレート系は好きそうです。
文ちゃんの著書には「生ものを一切食べなかった」とあるけれども、実際には刺身を好んで食べていた記述もあるし、 嫌いな食べ物は、体調によって左右されていたのかも知れません。
「納豆が嫌い」と書いている文献は見つからないですが、とろろと蚕豆が嫌いだったら、絶対に嫌いだろうな。
ファストフードもモノによるでしょう。ドトールやスタバには入れても、ケンタッキーも大丈夫で、 マックがギリギリセーフでも、吉野家やすき家には行かないと思います。
牛丼を食べている龍之介はちょっと想像出来ないかな。
酒→本人曰く「下戸」だが、そうとも言いきれなさそう。いずれにせよ、 「酒豪ではない」「酒に弱い」
これはコラムにも書きましたが、いずれにせよ「酒豪ではない」「酒に弱い」 と思います。わかりやすく現代のお酒にたとえると、氷結の350ミリリットルを二本飲んだだけで 潰れる、或いは吐き気を催すくらいだと思います。
煙草→一日に180本以上を吸っていた。複数の銘柄を吸うのが好き。
上記は史実です。一日にゴールデンバットを二箱、敷島を二箱吸っていました。 ゴールデンバットは現在、規模が縮小しているので、あまり吸えないでしょう。
「ゴールデンバットがあったら奇跡」くらいに思っていて、あったら吸う、みたいな感じになると思います。
現在の銘柄で吸いそうなのは、マルボロメンソールライトなどのメンソール系でしょうか。
(自分が吸わないので、銘柄をあまり知らなくてすみません)
住居→単身赴任者用のマンション。家賃月15万円。
もう少し具体的に書くと、
●インテリアは黒・グレーを基調としたもの。
●片付けはその都度するが、掃除は殆どしないため、部屋中が埃だらけ。
便器に便がこびりついていても、そのままということが多々ある。
●風呂に入らないので、浴槽が綺麗。(シャワーはたまに浴びる)
●キッチンはまったく使わないので綺麗。使ったとしても、お茶やカップ麺のためにお湯を沸かすくらい。
冷蔵庫の中には殆どものが入っていない。入っていたとしても、お菓子・お茶・コーヒーくらい。
ひとりで酒を飲むことがないので、ビールやチューハイなどは一本も入っていない。
●テレビ→殆ど観ないのにある
DVD・ブルーレイデッキ→殆ど再生しないのにある
コンポ→でかいものがある
ゲーム機→ニンテンドーDS以外は一切持っていない(ゲーム嫌い。DSもゲーム目的でない)
パソコン→二台所持(一台は仕事用、一台はプライベート用)
本棚→大きなものが五基にびっしり詰まっている。漫画は一冊も持っていない。入りきれず、積み重なっているものもある。
もう一基、CD・DVD用のものもある。
あまり私服を持っていないので、衣類はクローゼットの半分で足りる。
余った部分に大量のエロ本やアダルトビデオを入れて、隠している。
ベッドOR布団→ベッド。布団を干すことは滅多にない。
●骨董品がいいインテリアになっている。
これは、家を提供された後ですな。
携帯→ガラケーユーザーだったが、後にスマホに変える。 キャリアはドコモ。
これはドコモにこだわっていそうです。 auとか他のキャリアは使わないと思います。
待ち受け画面は、息子たちが三人で写っている写真です。なかなか会えない息子たちに、 せめてここでだけは会いたい、という思いを抱いているといいです。
*テレビは滅多に観ない。
お笑いやバラエティはあまり好きではない。低俗だの、うるさいだのと言う。但し、『笑点』は好きらしい。
観てもニュースか天気予報をたまに観るくらい。後に、お天気お姉さん目当てで見ていたことが発覚する。
*娯楽はあまり好きではなかったが、芸術は好きだったらしい。
読書は勿論、音楽や絵画や工芸などにも興味を持っていたらしい。
これも生かす。読書は小説ばかり読んでいるわけではない。漫画、雑誌、啓発本など多岐に渡っている。
他に嫌いなもの、苦手なもの→犬、風呂、走ること
*カラオケ、ゲーム全般、ギャンブル全般が嫌い。
(良くも悪くも『負けず嫌い』で、負ける勝負は最初からしないので、ゲームやギャンブルも当然嫌い。 実際の龍之介は歌うことが大好きだったみたいですけどね。ただ、音痴だった、というだけです。 でも、カラオケは嫌い、苦手そう……)
→佐藤春夫にカラオケに付き合わされている。
カラオケが嫌い。ゲーセンもギャンブルも嫌い。
プリクラも半ば無理矢理です。かなり引きつった表情です。 一度撮って、そこに写った自分が気持ち悪くなって以後撮らないといいです。